同期と比べてしまう。その繰り返しに疲れていく。

本当は、人と比べたくない。

同期が褒められたら、素直に「すごいな」と思いたい。

同期が仕事を覚えていく姿を見て、ちゃんと喜べる自分でいたい。

でも職場では、毎日のように顔を合わせる。

同じ時期に入った人。
同じ研修を受けた人。
同じようにスタートしたはずの人。

だからどうしても、目に入ってしまう。

上司と楽しそうに話している姿。
仕事を任されている姿。
褒められている姿。
自分より先に慣れているように見える姿。

それを見るたびに、「いいな」と思ってしまう。

そしてそのあとで、そう思った自分に、少し疲れる。

つらいのは、比べることより、比べたあと

同期と比べてしまうこと自体は、たぶん自然なことだ。

同じ時期に入ったから。
同じように見られやすいから。
自分との差が見えやすいから。

でも、本当につらいのは、比べたあとだ。

うらやましいと思う。
落ち込む。
そんな自分が嫌になる。

この流れが、じわじわ消耗する。

「あの人はできているのに」
「自分はまだ全然だ」
「なんで同じ新人なのに、こんなに違うんだろう」

そう考え始めると、仕事をしている時間だけではなく、帰ってからも引きずってしまう。

比べること自体は、止められないかもしれない。
でも、消耗しているのは、比べたあとの自己嫌悪の方だ。

つらさの正体が「比べたあと」だと分かると、力を抜く場所が、少しだけ見えてくる。

怒れないし、嫌いにもなれない

同期に対して、本気で怒っているわけではないことが多い。

その人も努力している。
ちゃんと頑張っている。
褒められるだけの理由がある。

それは分かっている。

だから余計に、自分の気持ちの置き場所がなくなる。

怒れない。
嫌いにもなれない。
でも苦しい。

「うらやましい」と思う自分も嫌だし、「素直に喜べない」自分も嫌になる。

相手が悪いわけではないから、誰かのせいにもできない。

ただ、自分の中だけで、静かにしんどくなっていく。

こういう気持ちは、意外と人に言いにくい。

疲れているときほど、目に入る

特に疲れている日は、他人のうまくいっている部分だけが目に入りやすくなる。

楽しそうに話している。
余裕がありそう。
上司に可愛がられている。
仕事を任されている。

一方で自分は、気を使い続けて、ミスしないように必死で、家に帰る頃にはぐったりしている。

すると、「なんで自分だけこんなに余裕がないんだろう」と思ってしまう。

でも実際には、同期の全部を見ているわけではない。

その人にも不安があるかもしれない。
見えないところで落ち込んでいるかもしれない。
たまたま、うまく見える場面だけが目に入っているのかもしれない。

それでも、疲れているときは、そう冷静には考えられない。

だから比べてしまう。

比べてしまうのは、性格が悪いからではなく、本当は自分も頑張りたいからだ。

認められたい。
ちゃんと見てもらいたい。
置いていかれたくない。

どうでもよかったら、たぶんここまで気にならない。
気になるのは、小さく傷ついているからだ。

そう思うだけでも、少し呼吸がしやすくなることがある。

比べたあとに、自分を責めすぎない

比べることを完全にやめるのは、難しい。

毎日同じ職場にいて、同じように評価される場面があるなら、どうしても目に入る。

だから、「比べないようにしよう」だけでは苦しくなる。

それよりも、比べてしまったあとに、自分を責めすぎないことの方が大事なのだと思う。

「また比べちゃった」で止めておく。
「だから自分はだめだ」まで行かないようにする。

同期ができていることと、自分が何もできていないことは、同じではない。

同期が褒められたからといって、自分の頑張りが消えるわけでもない。

そうやって、少しだけ自分の方に戻ってくる。

それくらいでいい日もある。

早くできることだけが、全部ではない

職場では、どうしても分かりやすい成果が目立つ。

早く慣れた人。
上司と話すのが上手な人。
仕事を覚えるのが早い人。

そういう人を見ると、自分のペースが遅すぎるように感じることがある。

でも、人によって慣れる場所は違う。

電話に慣れるのが早い人もいれば、細かい作業が得意な人もいる。
人間関係にすぐなじむ人もいれば、時間をかけて安心していく人もいる。

早くできることだけが、全部ではない。

今はまだ見えにくくても、少しずつ覚えていることはある。

昨日より、少しだけ質問しやすくなった。
前より、少しだけ手順が分かった。
一度聞いたことを、少し覚えていた。

そういう小さな前進は、ちゃんと自分の中に残っている。

同期と比べてしまう日が、あってもいい

同期と比べてしまう日はある。

うらやましいと思う日もある。
落ち込む日もある。
自分だけ遅れている気がする日もある。

それでも、その気持ちを持ってしまう自分を、あまり責めすぎなくていい。

同期の成長と、自分の価値は、別のものだ。

同期がまぶしく見えても、それで自分が何もできていないことにはならない。

比べて疲れた日は、「今日は比べてしまうくらい、疲れているんだな」と思ってもいい。

それだけでも、少し楽になることがある。

あわせて読みたい

・仕事を辞めるべきか迷ったときの、見分け方
・「辞めたい」のに言い出せない。そんなときの選択肢

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして。

このサイトを書いている、だいふくです。

昔から、
人間関係で気を使いすぎるタイプでした。

怒られているわけじゃない。

でも疲れる。

そんな“静かなストレス”を、
ずっと感じながら働いてきました。

このサイトでは、

・職場の空気がしんどい
・人間関係に疲れる
・気を使いすぎて消耗する

そんな悩みについて、
共感ベースで書いています。

「分かる…」

と思ってもらえたら嬉しいです。