「辞めたい」のに言い出せない。そんなときの選択肢

「辞めたい」

そう思っている。

でも、言い出せない。

毎朝、「今日こそ言おう」と思いながら会社に行く。

でも上司の顔を見ると、喉のあたりで言葉が止まる。

忙しそうにしている。
機嫌が悪そうに見える。
今言ったら、空気が重くなりそう。

そんなことを考えているうちに、今日も言えないまま一日が終わる。

辞めたいのに、言えない。

それは気が弱いからではなく、ちゃんと考えているからこそ、言えなくなっていることもある。

なぜ、こんなに言い出せないのか

理由は、だいたい決まっている。

上司に何を言われるか怖い。
引き止められるのが目に見えている。
自分が抜けたら、周りに迷惑がかかる気がする。

「は?」
「急に言われても困る」
「今の時期に?」

そんな反応を想像するだけで、体が重くなる。

辞めると決めていても、最後まで「申し訳なさ」がついてくる。

でも、その気持ちがあるからといって、辞めてはいけない理由にはならない。

言い出せないまま、消耗していく

一番つらいのは、「辞めたい」と「言えない」を毎日行き来することだ。

朝、今日こそ言おうと思う。
でも、タイミングを逃す。

昼休みに、やっぱり無理かもしれないと思う。
帰るころには、また明日にしようと思う。

その繰り返しで、少しずつ疲れていく。

仕事をしている時間だけではなく、言い出す前の時間にも消耗している。

私の場合も、辞めたいと思ってから、実際に言い出すまでに時間がかかった。

上司の機嫌がよさそうな日。
忙しくなさそうな時間。
二人きりになれそうなタイミング。

そんなものを探しているうちに、毎日が過ぎていった。

今思うと、辞めることより、言い出すまでの方がしんどかった気がする。

切り出し方は、少し準備しておく

いきなりその場で言おうとすると、言葉が出てこなくなることがある。

だから少しだけ、切り出し方を決めておくと楽だ。

たとえば、

「少しお時間をいただけますか」
「今後のことでお話ししたいことがあります」
「退職についてご相談したいです」

このくらいでいい。

最初から全部をうまく説明しようとしなくていい。

理由も、詳しく話しすぎなくて大丈夫だ。

「一身上の都合です」
「家庭の事情です」
「体調面も含めて考えました」

そういう言い方で十分なこともある。

大切なのは、相談ではなく、報告に近い形で伝えること。

「辞めてもいいですか」ではなく、
「退職したいと考えています」

この言い方にするだけでも、少し気持ちがぶれにくくなる。

引き止められても、全部に答えなくていい

退職を伝えると、引き止められることがある。

「もう少し頑張れない?」
「人が足りないんだよね」
「今辞められると困る」

そう言われると、一気に申し訳なくなる。

でも、そこで全部を背負わなくていい。

人が足りないこと。
業務が回らないこと。
代わりがいないこと。

それは、あなた一人だけの責任ではないはずだ。

もちろん、引き継ぎは大事だ。
できる範囲で迷惑を減らすことも大事だと思う。

でも、職場の事情を全部背負って、自分の限界を後回しにし続ける必要はない。

どうしても自分で言えないときもある

それでも、どうしても言えないことがある。

上司が怖い。
強く引き止められる。
話が通じない。
出社すること自体がつらい。

そういうときは、第三者に相談するのも選択肢だ。

家族や友人に話す。
労働相談窓口に相談する。
必要なら、専門家に確認する。

退職代行というサービスもあるが、費用がかかることや、サービスごとに対応範囲が違うことがある。

弁護士が関わっているもの、労働組合が関わっているもの、民間業者のもの。

それぞれ違いがあるので、焦って決めずに、内容を確認した方が安心だ。

無理に一人で抱え込まなくていい。

自分で言えないなら、言い方を一緒に考えてもらう。
相談先を使う。
距離を置く方法を探す。

そういう選択肢もあっていい。

辞めなくても、少し離れる選択もある

今すぐ辞めるか、このまま我慢するか。

その二択だけで考えると、苦しくなることがある。

でも実際には、その間にも選択肢がある。

有給を使って少し休む。
休職できる制度があるか確認する。
異動できないか相談する。
まずは誰かに話してみる。

少し距離を取るだけで、見え方が変わることもある。

「辞めたい」と思うほど追い詰められているなら、まず一度、今の場所から少し離れることも大事だと思う。

最後に

「辞めます」が言い出せないのは、あなたが弱いからとは限らない。

それだけ、ちゃんと考えてきたからだと思う。

周りに迷惑をかけたくない。
最後までちゃんとしたい。
できるだけ穏やかに終わらせたい。

そう思うから、言葉が出なくなる。

でも、自分を守る方法は、一つだけではない。

自分で言う方法もある。
誰かに相談する方法もある。
少し休んでから考える方法もある。

どれを選んでも、自分を責めすぎなくていい。

辞めたいと思うほど苦しくなっているなら、まずはその気持ちを、なかったことにしないでほしい。

ひとりで抱えきれないと感じるなら、無理に自分だけで決めなくていいのかもしれません。気持ちの整理や、職場とのやりとりについて 相談できる窓口 にまとめています。

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この記事を書いた人

はじめまして。

このサイトを書いている、だいふくです。

昔から、
人間関係で気を使いすぎるタイプでした。

怒られているわけじゃない。

でも疲れる。

そんな“静かなストレス”を、
ずっと感じながら働いてきました。

このサイトでは、

・職場の空気がしんどい
・人間関係に疲れる
・気を使いすぎて消耗する

そんな悩みについて、
共感ベースで書いています。

「分かる…」

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