会社を辞めたい。でも親に言えない

会社を辞めたい。
その気持ちは、もうずっと前からある。

朝、起き上がるのがしんどい。
電車に乗るのが憂鬱になってきた。
仕事中、ふと「もう限界かもしれない」と思う瞬間がある。

辞めたい、という気持ちははっきりある。
でも、親に言えない。

言った方がいいのは分かっている。
でも、言葉が出てこない。

親の顔が浮かぶ。
就職したとき、喜んでくれた顔を思い出す。
「よかったね」と言ってくれた声を思い出す。

その顔を思い出すと、
辞めたいとは、なかなか言えなくなる。

言い出せない理由が、いくつもある

心配させたくない。
反対されるのが怖い。
「せっかく入った会社なのに」と言われる気がする。
失望されたくない。

そういう気持ちが重なって、
結局、何も言えないまま今日も会社に行く。

本当は、誰かに分かってほしい。
でも、いざ話そうとすると、自分の中で言葉が止まる。

「辞めたい」の一言が、思っているより重い。
ただの報告ではなく、
親をがっかりさせる言葉みたいに感じてしまう。

だから、言えない。

親の声が、頭の中で先に鳴る

実際に言われたわけではないのに、
親が言いそうな言葉が先に浮かぶことがある。

「辞めてどうするの」
「次が決まってから考えなさい」
「もう少し頑張ってみたら」

その言葉が、頭の中で先に鳴る。
そして、自分で自分が言い負かされてしまう。

親にそう言われることが怖いというより、
そう言われたら「そうだな」と思ってしまいそうで、怖い。

自分の辞めたい気持ちが、まだ弱いもののように感じてしまう。

本当はもう苦しいのに。
本当は限界に近いのに。

親の言葉を想像しただけで、自分の気持ちの方を引っ込めてしまうことがある。

「心配させたくない」は、やさしさでもある

親に言えないのは、冷たいからではない。

就職のとき、親が安心してくれたことを覚えている。
「これでひと安心だね」という空気を覚えている。

だから、その安心を壊すようで怖くなる。
「辞めたい」と言うことが、親を裏切ることのように感じてしまう。

でも、会社を辞めたいと思うことと、
親を大事に思っていないことは、同じではない。

言えないのは、それだけ親のことを考えているからだ。

言えないまま続けることにも、限界がある

親に言えないから、とりあえず続ける。

そう決めて、また一週間が過ぎる。
また一ヶ月が過ぎる。

しんどさは消えない。
むしろ、少しずつ重くなっていく。

朝がつらい。
休日も仕事のことを考えてしまう。
明日のことを思うだけで、気持ちが沈む。

そうしているうちに、
何のために我慢しているのか、だんだん分からなくなってくる。

親を心配させないためなのか。
失望されたくないからなのか。
辞めたあとが怖いからなのか。

自分でも分からないまま、毎日だけが過ぎていく。

言えないことは、弱さじゃない

親に辞めたいと言えない自分を、
情けないと感じている人もいると思う。

でも、言えないのは弱いからではない。

傷つけたくないから。
失望させたくないから。
そういう気持ちが、言葉を止めている。

ただ、その気持ちを抱えたまま、
自分だけが静かに消耗していくのは、じわじわしんどくなる。

親に言えない自分を責める前に、
それだけ苦しくなっている自分に、少し気づいてあげてほしい。

今は言えなくても、それでいい

いきなり「辞めます」と言わなくていい。

「最近、会社に行くのがかなりしんどい」
「まだ決めきれていないけど、少し聞いてほしい」

そのくらいから始めてもいい。

反対されるかもしれない。
心配されるかもしれない。
でも、何も言えないまま自分だけが消耗していくより、
少しずつ伝える方がいいこともある。

毎日会社に行くのは、自分だ。
朝起きるのも、電車に乗るのも、職場で一日を過ごすのも。

だから、辞めたいと思うほど苦しいなら、
その気持ちをなかったことにしなくていい。

まずは「自分はもうかなりしんどいんだ」と認めるところから。
親に言えるかどうかは、そのあとの話だ。

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この記事を書いた人

はじめまして。

このサイトを書いている、だいふくです。

昔から、
人間関係で気を使いすぎるタイプでした。

怒られているわけじゃない。

でも疲れる。

そんな“静かなストレス”を、
ずっと感じながら働いてきました。

このサイトでは、

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・気を使いすぎて消耗する

そんな悩みについて、
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